BOOKS

ROSEMARY GARDEN

わたしの敬愛する作家、ローズマリ・サトクリフ(1920〜1992)の紹介を行うコーナーです。

邦訳作品リスト
読み方ガイド


 サトクリフ作品の魅力は、説明しやすいようでいてなんだか説明しにくいような気がします。
 なんというか、わりと地味……かもしれないし、どうも万人うけするとも思えないもので。
 別に癖があるというわけでなく、そのスタイルはきわめてオーソドックスなのですが、なんとなくとっつきが悪いような気がしなくもないのです。
 でも、好きな人はとても好きになるに違いないので、布教活動にいそしむために、こんなコーナーを作ってみました。

 サトクリフの作品は、静かで力強い、という印象があります。そして人間の「美しい」部分がみごとに描き出されているように思います。

 サトクリフの作品では「完璧な」ハッピーエンドを迎えることは、あまりないといっていいでしょう。
 登場人物たちは多くの場合困難な運命に翻弄され、矛盾を抱え、最終段階にいたっても「何もかもがうまくいく」というわけにはいかない場合が多いのです。
 でも、そんな困難な人生の中にあっても、彼らは正面から向き合い、生きていきます。
 その生き様は、人生に対する勇気と希望を与えてくれるものであると、私は思うのです。


written by S.Kirihara
LAST UPDATE; 2008/04/26
inserted by FC2 system